仕事をやめてプログラミングをするのは「あり」
今回は「仕事を辞めてプログラミングをすべきか」についてお話します。
なぜなら、自分が仕事をやめる時に本当にやめていいのか迷ったからです。仕事をやめるのは大きな決断です。
私は仕事をやめてプログラミングをするのは「あり」だと思っています。もちろんいくつかの前提条件があっての話ですが、「やりたいことにチャレンジしよう派」です。
もちろんリスク許容度はひとそれぞれで正解はありません。
プログラミングは好きだけど仕事をやめる勇気が出ない人が、「実際に辞めた人が、どう考えて辞めたのか、そして今どう感じているのか」を知るきっかけになればいいなと思います。
それでは見ていきましょう
重要すぎる前提条件
最初に前提条件をお話します。これを満たしていない人は、一旦立ち止まって考える時間を十分にとってから決断したほうがいいと思います。一言で言えばリスクが高すぎるからです。
プログラミンを試して好きだと言い切れる
仕事をやめてからプログラミングを始めて、やっぱり向いていなかったという人が本当に多いです。テックキャンプでも半分はそうだと思います。
「今の仕事に不満がある、なんとなくプログラミングが今後のトレンドだ」このレベルだと100%後悔します。プログラミングは決して簡単ではなく、継続的努力が必要だからです。
3ヶ月で20万円稼げるなんて基本信じないほうがいいです。元々の能力値が飛び抜けたごく一部の例外です。シンプルに学習を積み上げていくしかありません。
この時にプログラミングが好きかどうかは超重要です。「楽しいからやる、もう今の仕事なんてやってる場合じゃない」と思ったときが辞めるタイミングです。
1年間耐えられる生活資金がある
いくらプログラミングが好きでも、生活資金が確保できていないなら方法を見直しましょう。プログラミングの学習から転職活動終了まで少なくとも半年はかかります。
生活資金に不安が出てくるとプログラミングどころではなくなり、日銭を稼ぐことにしか意識が向きません。これでは学習も転職も集中して行なうことはできません。
今の仕事と並行してプログラミングを学んで転職レベルに持っていく、生活資金を確保してから動き出すのどちらかをとった方が安心です。
逆にこの2つの条件を満たしていれば「どんどん行動しましょう!」と声を大にしていいたいです。年齢は全く関係ありません。今日より若い日はないですから、年齢を気にしだしたら一生何もできないまま終わります。動くなら今日が最良の日です。
今すぐ仕事を辞めて行動したほうがいい理由
今すぐ仕事を辞めて行動したほうがいい理由は3つあります。
結局何も変わらない
仕事をしながら技術力をつけるには、毎日2時間、土日10時間を半年から1年は継続しなければなりません。
もちろんこれができれば、リスクをとらず転職できるのでベストですが、果たして実行できる人が何人いるでしょうか。結局挫折してもとの生活に戻る人が9割以上ではないでしょうか。
結局何も変わらないより「最低限の前提条件をクリアした上で、リスクを取って動く」これこそができる人の思考法だと思っています。
時間がかかりすぎる
半年から1年かけてから転職活動をするのと、例えばテックキャンプで10週間集中的に学んで転職活動するのでは、4ヶ月から1年程度の差が出ます。
エンジニアは実務経験を積んでから価値が出る職業なので、転職まで最短で動くことが自分の価値を高める最大の方法です。
自分の心に正直に生きたい
最後は精神論的になってしまいます。「やりたい!」と思っている自分の心をないがしろにするのが耐えられません。
他人は「30代だから辞めといたほうがいい、安定した職を捨てて行く価値があるのか、お前には無理だよ」といってくるかもしれません。他人の意見を気にして動かないのでは死ぬ時に後悔するのは自分です。
夢を叶えるゾウ4の中で死神が「人間が死に際に後悔すること十のこと」を教えてくれました。そのうち最初にでてくるのが「本当にやりたいことをやらなかったこと」です。
かなりズッシリ来ました。逆に「やるしかない」とも思いました。
不安はたくさんありました。しかし、行動し続けていれば意外となんとかなりました。頑張っている姿さえ見せ続ければ、気づいてくれる企業は必ずあります。
まとめ
プログラミングのために仕事をやめるのは「あり」です。
ただし、前提として以下の条件がありました。
①プログラミンを試して好きだと言い切れる
②1年間耐えられる生活資金がある
仕事を辞めて行動したほうがいい理由は
②時間がかかりすぎる
③自分の心に正直に生きたい
短期的な収入は下がりましたが、人生の充実度は確実に今が上です。それは「やりたいことをしている実感がある」からです。
この記事を読んで新たに行動する勇気が持てる人が増えれば嬉しいです。
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