【30代転職後のリアルな感想】公務員から未経験エンジニア

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人生は変わる

今回は30代公務員がエンジニア転職した結果についてです。

安定した職からエンジニア転職して後悔していないのか。収入はどうなったのか。生活は変わるのか。こんなあなたにおすすめの記事になります。

  • 30代からエンジニアを目指そうか迷っている
  • エンジニアになる踏ん切りがつかない

これから未経験エンジニア転職を目指すみなさんが、現実を知った上で、キャリアチェンジするか決断するきっかけになります。それでは見ていきましょう。

結論と前提

人生の充実度、収入、働き方の3点からみていきます。

  • 人生の充実度:上がる
  • 収入:下がる
  • 働き方:楽になる

前提として、私の経歴と現状を書いておきます。

タック
タック

公務員として10年近く務めた後に、プログラミングスクールを経て転職。現在ECサイト開発中。主にPHPVueを使っています。特段の功績もないごく普通の人です。

県庁退職:20205
デイトラ:20206月~7
テックキャンプ:20208月~12
SES+自社開発企業転職:20211月~6月現在

普通だからこそ、参考になる部分があるかと思います。

それぞれ詳しくみていきましょう

人生の充実度

人生の充実度は上がりました。なぜ充実度は上がったのか。理由は3つあります。

  • 人生を選択してコントロールしている感覚がある
  • ダイレクトに成長を実感できる
  • テクノロジーが好き

人生のコントロール感

自分の人生を生きている感があります。転職活動のために人生を振り返ったとき、自分は転機で世間の目を気にしていたことに気づきました。

恥ずかしくない大学、大きな組織、平均以上の収入。確実に他人の人生を生きていました。

しかし、今は見栄、世間体のすべてを捨てて、自分がやりたいことに挑戦できていると断言できます。

プログラミング、ブログ、Twitter。すべて新たに始めたことです。人からどう思われても、伝えたいことは伝えよう。

この意識が人生をコントロールして充実度を高めています。

ダイレクトに成長を実感できる

プログラミングは、できることとできないことが明確です。シンプルに動かないですからですね。

知識や経験が増えるごとにできることが増えていく。できなかった実装ができる、実装方針を考えられるようになる。

前に進んでいる感覚は他の職種より大きいと感じます。

テクノロジーが好き

新しい技術がビジネスにどう活かされるのか、我々ができることはないかを考えることが楽しいです。

新しい技術だけでは、生活は豊かになりません。日々の生活の中にテクノロジーを自然に溶け込ませる発想力と実現力がエンジニアに求められます。

自分がプログラミングを選んで行っているという自覚がある人は転職しても後悔しません。

一方で、広告やインフルエンサーの意見を鵜呑みにしてエンジニアを目指すのは危険です。自分の思いがないからです。

収入

収入は下がりました。ざっくり3/5くらいでしょうか。ボーナスもありません。

生活は贅沢しなければ暮らせるレベルです。

そのため、自分の必要最低限の生活費をチェックするようになり、お金に無頓着な状態を脱却しました。

いつまでに、どのくらいためたいか、何にお金を使うのか、そのためにどうやって稼いでいくか。これほど真剣に考えたことはありません。

安定的に貰えて微増していく世界観から、自分の力で稼ぐ世界観に一変しました。

もちろん、現在稼げているわけではないので、稼ぐために何に力を入れて何をやめるのか考えています。

これから稼ぐ手段をどうやって増やしていくか楽しめる人は転職しても後悔しません。

エンジニアを元に稼ぐ手段はたくさんあるからです。

一方で、一瞬でも年収が下がるのは耐えられない人は転職しないほうが無難です。確実に転職直後は年収下がります

 

働き方

自由な服装

働きやすくなりました。一番の理由は「自由な服装」です。シャツ・スーツ・ネクタイは本当に疲れます。

パフォーマンスを発揮するためには楽な服装は必須ですね。日々の服装が楽。これほどいいことはありません。

 

エアコンが切れない

エアコンの自由も手に入れました。公務員時代は、夏季は28℃設定、17時になると問答無用でエアコンが停止されていました。

タック
タック

時間外に窓を開けて熱風と虫と闘うことはなくなりました。

 

承認プロセスが短い

承認プロセスが少なく、早い。公務員は100円の物を購入して支払う手続きをするのに膨大な時間がかかりました。

購入・支払書類の作成、担当課の稟議、主管課の稟議、会計課の稟議。「もう、自分で買うわ!」となっていました。決めるまでのプロセスが短いので、圧倒的にストレスがなくなりました。

もちろん、制度面は公務員が圧倒しています。家賃手当、夏季休暇、育児休暇、赴任旅費手当など数えたらきりがありません。制度を使いやすいかはまた別ですが。

毎日仕事はするので、「動きやすい服装」は想像以上に価値があります。

まとめ

  • 人生の充実度:上がる
  • 収入:下がる
  • 働き方:楽になる

人生の充実度が上がった理由は、やりたいことのために日々行動している感覚のためです。

収入は確実に下がります。そのため、お金を増やす方法を真剣に考えるようになりました。

働き方が楽になる理由は服装とエアコンの自由、意思決定のプロセスが短いことでした。

 

SES企業に入ることに不安はありました。ネットではかなり辛辣な意見が多いからです。

私は研修期間終了後、他の社員とチームで開発案件に入ることができました。

30代でキャリアを再スタートできたのは、運が良かったところもあります。しかし、どんな結果も行動した人にしか待っていません。

30代はSESが一つの選択肢になります。私が選ぶときに気をつけていたことをまとめています。

この記事が新たな挑戦のきっかけになると嬉しいです。

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