【ポートフォリオとは?】未経験エンジニア転職で大きな差がつく作り方

ポートフォリオの作り方未経験転職

今回は「ポートフォリオの作り方」です。

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エンジニア転職をするために調べだしたら「ポートフォリオが必要」という内容を見つけました。正直何から手をつけていいかわからず迷ってしまいました。

タック
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聞き慣れない言葉で困惑しますよね。ポートフォリオとは何か、なぜ必要か、具体的に何をつくればいいのか順番に見ていきましょう。

 

初めてのエンジニア転職はわからないことだらけです。

この記事を読めば、ポートフォリオの役割がわかり、要領よく作成することできます。

その結果、何も考えずにポートフォリオを作成した人に比べて、企業の人事に自分の魅力を伝えることができるようになるため、書類選考や面接で有利になり、満足いく転職ができるようになります。

それでは順番に見ていきましょう。

 

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ポートフォリオとは何か

ポートフォリオとは「転職活動で自分のスキルや価値観を企業に伝える作品集」です。

未経験からエンジニアを目指す場合は、100%必要になります。

必要としない企業はスキルが必要ない仕事をさせられる可能性が高いので、応募には注意が必要です。

 

ポートフォリオが必要な理由

未経験エンジニア転職においてポートフォリオの役割は次の2つを示すことです。

  • 最低限の技術力があるか
  • 問題を見つけて解決する能力があるか

いくら自分の技術力や頑張ってきたことをアピールしても、「その証拠は?」と聞かれたら示せません。

努力の継続と最低限の技術力があることを客観的に示す根拠がポートフォリオです。

ポートフォリオがなければ「コイツなんにもしていないな」と書類選考で落とされる確率が高くなります。

ポートフォリオはエンジニア転職で面接を受けるためのチケットです。

まず、話を聞いてみたいと思わせるための入り口がポートフォリオなのです。

 

ポートフォリオを極める必要がない理由

未経験エンジニア転職ではポートフォリオを極める必要はありません。

技術に関心が高い人ほどポートフォリオをつくりこんでしまいます。

私は当初「技術力を示せれば採用される可能性が高まるはずだ」と仮説を立てていました。

しかし、未経験者が戦う土俵は技術力ではありません。なぜなら、技術力は実務経験者が圧倒的に上だからです。

未経験者の中では上位でも転職市場全体で見れば、決して高くはありません。

技術力勝負になると実務経験者と同じ土俵で戦うことになるので、現実的ではありません。

 

最低限の技術力を示して、あとは他の部分で優位性をみせる方が得策です。

未経験エンジニア転職ではポートフォリオの作成に時間をかけすぎないほうがいいです。

最低限を作り終えたら転職戦略を練る方に力を入れましょう。

 

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ポートフォリオの決め方

最低限の技術力さえ示せれば、つくるものは何でもいいのでしょうか?答えは否です。

技術力で勝負できない以上、実務経験者以上に問題提起力を示す必要があります。

 

ポートフォリオで何をつくるか考えるには、エンジニアに求められるものを理解する必要があります。

エンジニアに求められるものは、技術力・問題提起力・コミュニケーション能力です。

企業はポートフォリオの作成プロセスからエンジニアとして伸びるかを判断します。

これらのうちポートフォリオで見られるのは技術力と問題提起力です。

技術力は当然ですね。

問題提起力が必要な理由は、お客さんが何に困っているか考える力がないと、必要のない機能や使いにくいサービスをつくってしまうからです。

ただ言われたものをつくる人なのか、自発的に考えて改善・提案できる人かを判断しています。

 

実際に作成を始めるときに気をつけたいことは以下の3です。

  • 題意識のないコピーサイトはやめる
  • 日々課題を探す
  • 志望分野が決まっている場合はその分野に合うサービスが得策

 

問題意識のないコピーサイトはやめる

[「何をつくればいいかわらかないから、とりあえずTwitterのクローンアプリをつくろう」

この考えは危険です。問題意識を持たずに、与えられたタスクをこなすだけの人だと思われるからです。

駄目なところは、同じものをつくるからではなく、問題意識がないままつくることです。

 

日々課題を探す

問題意識を示し解決策をアプリで提示するためには、日頃からアプリの種を探しておくと楽になります。

いざ机に座って考えてもでてきませんよね。

前職で困っていたことはないか、通勤中に不便だと思うことはないか、友達が悩んでいることはないか。

小さなところから課題を探してメモしておきます。

解決策を考えるのは後でいいので、まずは悩みを集めておくといいですね。

 

志望分野が決まっている場合はその分野に合うサービスが得策

転職したいサービスの分野が決まっている場合、その分野に特化した悩みを解決すると説得力が増します。

自分たちの業界に問題意識があることが伝わり、一緒に働くイメージができるからです。

農業のデジタル化をする会社を目指すなら、流通や農機具などに課題がないか考えてサービスをつくります。

そこまで決まってない人は、日々の生活から課題を探して解決するで十分です。

 

まとめ

最後にまとめていきましょう。

ポートフォリオとは「転職活動で自分のスキルや価値観を企業に伝える作品集」

未経験エンジニア転職においてポートフォリオの役割は次の2つを示すことです。

  • 最低限の技術力があるか
  • 問題を見つけて解決する能力があるか

未経験者はポートフォリオの技術レベルをあげるより、最低限の技術レベルに達したら転職戦略に力を入れたほうが効率的です。

 

ポートフォリオを決めるためには気をつけたいことは以下の3点です。

  • 問題意識のないコピーサイトはやめる
  • 日々課題を探す
  • 志望分野が決まっている場合はその分野に合うサービスが得策
はむ
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ポートフォリオをどうやって決めていけばいいか道筋が明確になりました。こだわりすぎない視点も大事ですね。

タック
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ポートフォリオはレベルが高いものをつくりきらないといけない。この先入観があると中々転職活動に踏み出せません。完璧でなくて大丈夫ですので、7割つくりきったら転職に挑戦していきましょう。

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