30代未経験のリアルを知る
こんにちはタックです。今回は「30代未経験からSESにエンジニア転職してどんなことをしてきたのか」についてです。
SESって「家電量販店に行かされる、ひたすらテストをさせられる」って聞いたけど実際どうなんでしょうか?
そういうSESも存在しますが、企業の選び方さえ間違えなければ開発案件に参加できますよ!
SESの選び方を知りたい方はこちらが参考になります。
30代から未経験エンジニア転職でSESに入るのは一つのモデルケースです。就職した人が何をするのか知ることで、自分のキャリア選びに役立てることができ、選択の幅が広がります。
それでは見ていきましょう!
開発案件に参加できる
転職後に行ったことは次の3つ。
- 研修
- 自社開発
- ECサイト開発
最初に、私の経歴を簡単に紹介しておきます。
デイトラ:2020年6月~7月
テックキャンプ:2020年8月~12月
SES+自社開発企業転職:2021年1月~6月現在
それでは、順番に見ていきましょう
研修
最初の2ヶ月は研修を行いました。
プログラミングスクールで学習してきた人が現場に出るための技術を身に付けることが目的です。
featureブランチやdevelopブランチといった開発で使われるアプリケーションの管理方法、詳細設計書の作成・追加機能の実装をしました。
指定された要望に対して設計書をつくって実装するところがポイントです。
設計書が書けないと参加できる案件が減ります。
設計書を書くための人材が別に必要になるからです。
また、設計書の作成にはデータの取得方法も必要になるので、初めてSQLの重要性を実感しました。
SES企業を選ぶなら、研修の内容は必ずチェックした方がいいと強く感じます。
内容がHTML・CSSやビジネスマナーだと案件に参加できるレベルにならず、開発案件に参加できないリスクが高くなるからです。
自社開発
研修終了から案件参加までの1ヶ月間は自社開発をしていました。
自社開発は2つのレベル感があります。
1つは市場にリリースを目指すアプリ。
2つ目は自社で使う管理アプリです。サイボウズの簡易版みたいなものです。
この期間は実装がメインでした。求められた機能をつくってレビューしてもらいました。
その他にもランディングページを作成しました。
一番求められたのは、時間の見積もりです。
実装までに必要な工程を洗い出し、時間を配分して時間を見積もります。
見積もりが甘いと自分だけではなく、チーム全体が大変になるので、可能な限りタスク分解します。
タスクの方針が立たないところは、調査時間を設定して、再度見積もり時間を計算します。
このように現場に出るまでの準備をしていました。
ECサイト開発
初めての案件は、ECサイト開発でした。
通常、案件の参加は面談してから決まります。
私の場合は、他の社員が働いている案件に参加することになったので面談はありませんでした。
業務内容は、ECサイトの保守と要望に応じた追加機能の実装です。
保守案件は、エラーが発生している原因を突き止め、修正が必要な場合は設計書を直して実装します。
追加機能の実装は、基本設計を元に詳細設計を考えて実装します。詳細設計書の作成者と実装者が別の場合もあります。
設計者が意図した通りに実装しているか確認できるからです。
個人で開発していたときに比べて、データベースやコントローラーの数が膨大で、システムの全体像がなかなか掴めず苦労しています。
現在は、保守タスクが多めですが、今後大きなタスクが控えているという状況です。
まとめ
最後にまとめていきましょう。
30代未経験エンジニア転職した結果、開発案件に携わることができています。
案件に参加するまでにしたことは以下の2点
案件に参加するときに必要なアプリケーションの管理や設計書の作成と実装自社開発
必要な機能の実装・レビュー
案件先では、主に次の2点を実施
- 保守タスク
- 追加機能の実装
たまたま開発案件に入れただけじゃないんですか?
会社の方針としてテストだけの案件は受けないので、全員開発案件に参加しています。やはり、会社選びが重要になります。
すべてのSES企業が同じとは限りませんが、就職先を決める際の参考になると嬉しいです。ではまた!
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