実情を知る
入る前は「テックキャンプって実際どうなの?」という思考がグルグル回っていました。「リアルなところが聞きたい」当時の自分が知りたかった点に絞ってお話します。
この意見は、私だけではなく、いまだに繋がりがあるテックキャンプOBが共通して持っていたものです。他にもいいところはありますが、本質はこの3点だと思います。
「テックキャンプに入ろうか迷っている」「どうせ入るなら最大限効果的に学びたい」と考えている人にとって、今後進む方向性を決める手助けになればと思います。
- カリキュラムが転職に必要な要素がパッケージングされている
- プログラミングを志す仲間ができる
- アウトプットを強制的にできる
ひとつひとつ、詳しく説明します。
カリキュラムが転職用にパッケージング
転職に必要最低限の内容を適切なボリューム感で学べます。転職に必要な学習範囲は言語を学ぶ以外にもたくさんあります。
学習初期は、エンジニアに必要な要素の全体像が見えないため「何を、どの順番で、どれだけの割合で学べばいいか」が判断できません。
例えば、Git(ギット)・GitHub(ギットハブ)のように開発のバージョンを管理するツールを学習します。
チーム開発をするためには個別でつくった機能の一部を、アプリ全体に結合させる必要があります。そのときに「個別でつくる、結合させる、誰がいつどのように作成したか」を管理できるシステムがGit・GitHubです。
このように、転職に必要な知識はRubyなどのプログラミング言語だけではなく、バージョン管理・セキュリティ・テスト・デプロイ(アプリを誰もが使える状態にすること)・インターネット基礎知識などの多岐にわたります。
「転職に必要な要素を適切なボリューム感で学ぶこと」はエンジニア転職を最短で実現するには必要です。
プログラミングを志す仲間ができる
同じ目的で集まっている人とコミュニケーションをとりながら切磋琢磨できる環境で学習できます。テックキャンプはチームで学習を進めるためリアルタイムでコミュニケーションをとります。
独学では難しい部分です。そこで熱い志を持った方と今後も繋がれることが、最大の魅力です。
注意点は「自分から動かないと何も残らない可能性がある」ことです。カリキュラムの学習が終了すると、個別で転職活動をすることになります。
そうなるとチームは解散、連絡を取り合う機会はなくなります。
私はカリキュラム終了時に「今後もアウトプットをしませんか?」と提案しました。結果、「4人中3人と引き続き連絡を取り合うことになりました。
「みんな繋がりたい」と心では思っています。「提案してくれて本当によかった」と後々言われました。少しの勇気を振り絞れば、みんな幸せになります。
今もテックキャンプで繋がった人たちと2週に1回アウトプット会をしています。
フリーランスを目指す人、スタートアップで経営寄りの仕事をしている人、プログラミングの王道を進む人、道はそれぞれ違います。その違いを聞くのが楽しくてたまりません。
アウトプットを強制的にできる
「人に説明すること」が学習効率を劇的に高めます。テックキャンプでは、およそ1時間に1回、その時間で学習した内容をアウトプットします。
学んだ内容を自分の言葉でまとめて説明する。短時間でこれだけアウトプットできる経験は他にはないです。ブログやQiitaに記事を載せるのは時間がかかりすぎます。
詳しく知りたい方はメンタリストDaiGoさんの書籍をおすすめします。
注意点は「テキストの読み上げにならないこと」です。アウトプットの目的は、自分の中に落とし込んで、再構成してわかりやすく伝えることです。
「間違った説明をしたらバカだと思われる」と不安になります。間違えていいんです。間違えをみんなで確認し合うことで、理解が圧倒的に深まります。
私も話したあとに「そこって私はこういう理解をしてました」とフィードバックもらうことがありました。そこで、認識のズレを確認していく作業が知識の定着を高めてくれました。
まとめ
- カリキュラムが転職に必要な要素がパッケージングされている
- プログラミングを志す仲間ができる
- アウトプットを強制的にできる
未経験転職に必要最低限の情報がまとまっているため、情報収集と教材集め、時間配分を考える時間を学習に当てられる。
自分で動くことで、今後も続くプログラミング仲間を見つけることができる。アウトプットの時間を有効利用して、知識の定着が最大化できる。
以上がテックキャンプのいいところでした。他にもありますが、今回は中心となる3つを紹介しました。
私自身は「仲間ができたこと」が最大のいいところでした。他にも、キャリアアドバイザーが最高だったこともあります。
ここの話は個別ケースだと思うので、需要があれば書きたいと思います。ただ、総じてスタッフの皆さんは丁寧で、動きが早い印象でした。
迷っているならまずは話を聞いてみるのがいいですね。私も受講までに2回無料カウンセリングを受けました。無理に勧誘されることはまったくありませんでした。
話をきくなら、有意義な時間にするために質問はまとめておいたほうがいいです。
当時はオンラインで受講して最後までやりきれるのか不安で質問しました。受講後の感想は「オンラインの方が移動の時間がなくて効率的だった」です。
行動しないと人生変わりません。まずは小さな一歩として無料カウンセリングに進む勇気が出ると嬉しいです
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